経済産業省事業をみる その8 中国における地域産品分野

http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/14hosoo.pdf

 中国の反日運動って、日本製品の購買に本当に影響があったのだろうか?というのも、このプロジェクト、反日運動真っ最中にやっているようだが、その割には結果が悪くないのだ。

 アニメのほうが、中国当局により嫌がられるというのは容易に想像がつくが、伝統産品はそうでもないのか?写真がスタイリッシュすぎて、実際何が売れたのかがわからんのが残念だ。

 

 コントラクトの想定が1社5000万円というのは、当初の予定が野心的過ぎたようだ。小口の契約はいくつかとれたようなので需要がないわけではない。B2Cは想定より売上げが大きい。

 このプロジェクトはほかのプロジェクトに比べて、一生懸命売っているようだ。伝統産品をクールジャパンでやるのかという批判があることは主催者も認識しているようだ。次につなげるために一生懸命売っているのではないか?

 

 一生懸命売った結果だとしたらいいが、無理して売った結果でないといいと思う。

 本当に、継続的に売れるのか、結果からだと今一つ納得できないのが残念だ。