経済産業省 クールジャパン関連分野における 国別・分野別目標の設定に向けた 基礎調査について
以下が発表されてました
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2015fy/000578.pdf
調査担当はローランドベルガー
コンテンツ ファッション 食についてまとめているもの
これ非常にまじめにまとめられているのですが、これを読むと、「ファッションって無理じゃない」って思わざるをえないのではないか
この報告書に書いていないのだが、高級デザイナーブランドを本当に展開しようとするならば、「資本家」が必要 で日本にはそれだけのお金を出す資本がいない
高級ブランドこそグループ化しており、どこぞの傘下にならない限り「ビジネス」にはなっていかないのが実情だ
もし、高級消費財を本当に育成したかったとしたら、国が総合商社に頼み込んで、ブランド育成のための資源を突っ込ませることではないか (それが国の介入の意味となる)クールジャパン機構というファンドもあるが、新興のファンドより老舗の総合商社のほうが「すわり」がよいんじゃないかと思う
化粧品は中小企業だったらオーガニック認証などをとっていくことが重要ではないか あと、化粧品の使い方の習慣が国により異なるので、そのあたりをきちんと研究できるのか
で、結論 ファッションって厳しいよねとなるんじゃないかなあと
ユニクロ、オニヅカしか成功例が出てないのは寂しい
むしろ希望があるのはここであげられなかったもの
○タビオ
○45rpm
なんかのほうががんばっているのでこちらのあたりも書いてほしかった
(この規模の会社がなぜ海外展開を維持できているのか、オニヅカの事例も含め、どのようなマネージメントをしているのか知りたかった)
あと、化粧品よりは、ドラッグストアで売るような品物のほうが日本が力を入れていくべきもののような気がします
小林製薬が出しているようなもの
食については、レストラン展開ができてるラグジュアリブランドはないのだから、獺祭以外で、高級食材を海外レストランに出しているところをもう少し紹介してほしかった
パリのミシュラン☆獲得のあい田さんは資本がぜい弱
NOBUやZUMA(日本人はNOBUはすごく意識するけどZUMAは無視しますよね 同じくらい欧米や中東では有名なのに バンコクにZUMAが開店したのはショックでした もう少しタイの方は日本っぽい高級日本料理屋が好きなのかなあと思ってたので)
ちなみにZUMAはこちら
政府が支援したのは中小企業だと思うので、食材を作る中小企業がNOBU、ZUMAに輸出していけるようなしくみを作ることが大切だと思います
コンテンツについてはまた